愛犬が犬に咬まれた

愛犬が犬に咬まれてしまった時の、飼い主のブログ。

あの日に起きたこと

<当日⑦>輸血のためのドナー犬探し〜実は他にも沢山の協力があった〜

ドナー犬が見つかり、病院を後にしたのは23時頃。 自宅まで徒歩で20分ほどの距離を、夫と私は歩いて帰った。 もう遅いし、夕食だって食べていない。 いつもならベッドに入っている時間だし、早く帰りたいはずだけれど、 この日は歩きたかった。 大変な一日だ…

<当日⑥>輸血のためのドナー犬探し〜適合検査〜

面会後、再びお医者さんに呼ばれ話を聞く。 ■ローマの容態は先ほどと変わらずとにかくドナーを探さなければならない ■とはいえ、手術は極力避けたいため、明日お昼の段階でバンデージを外して出血の様子を確認。 ■出血が止まっていれば、そのまま圧迫を続け…

<当日⑤>輸血のためのドナー犬探し〜ドナー候補が見つかるまで〜

病院に着くと、それほど待たずにICUへ案内された。 小さな酸素室には、ぐるぐるに巻かれたローマが横になっている。 「ローマ、会いに来たよ!」 私たちが扉越しに声をかけると、なんとローマはヨタヨタと立ち上がってくれた。 強い鎮痛剤で朦朧としているに…

<当日④>輸血のためのドナー犬探し〜供血犬の条件〜

お医者さんからのお話が終わり病院を出ると、 私はその目の前ですぐに輸血のためのドナーになってくる犬を探し始めた。 本当は、お話が終わり次第、夫にその内容を報告する予定だったが、 すでに夕方であり、明日までにドナー犬を探すのはとても難しいと感じ…

<当日③>午後の経過 *傷の画像あり

帰宅してからは、ローマを可愛がってくれている私たち夫婦それぞれの実家等に、 今朝起きたこと、そしてローマの容態について写真とともに報告をした。 皆、あまりに突然の出来事に、そしてローマの痛々しい姿に、言葉を失っていた。 すごく晴れている夏の空…

<当日②>救急搬送後の処置・容態

救急で運んで30〜40分ほど過ぎた頃、お医者さんから呼ばれた。 診察室に入り、ローマの容態を聞く。 ■意識はある。 ■今はICUの酸素ボックスに入っている。 ■止血剤や強めの鎮痛剤のほか、感染症のリスクを考え抗生剤を投与中している。 ■傷がとても深く出血…

<当日①>何が起きたのか。

いつもと同じように朝7:00前。 夫はローマを連れ、いつもと同じように近所をお散歩。 いくつかあるお散歩コースのうちの一つを、いつもと同じように、 ただただ普通にお散歩をしていた。 あるお宅の前を通りかかったその時、お家から中型犬(北海道犬)が飛…

愛犬がお散歩中、よその犬に咬まれた。

愛犬のローマ(イタリアングレーハウンド♀12歳 )のお散歩係は夫。 8月の下旬。 その日も朝から暑く、太陽が精一杯に私たちを照らしていた。 いつもと同じ6:40頃、夫はローマを連れお散歩に出かけた。 私は、いつもと同じようにシャワーを浴び、洗濯機を回し…