愛犬が犬に咬まれた

愛犬が犬に咬まれてしまった時の、飼い主のブログ。

ローマの経過<入院中>

<大怪我から5日①>もう退院!?

今日の面会は午後。 それとあわせて経過の詳細を聞きたく、担当のお医者さんから時間ももらっている。 怪我翌日の話では、「ものすごく順調に回復した場合は4-5日で退院」 とのことだったので、そうであれば今日・明日の退院となる。 でも、あんな瀕死の重傷…

<大怪我から4日>一日ずつ良くなっていくから大丈夫

今日の面会も、夜。 昨日の元気ないローマの姿が頭から離れず、愛からわず私は落ち込んだまま。 「一日ずつ良くなっていくから大丈夫です。」 夫が友人からもらったメッセージに、少しだけ助けられた。 鎮痛剤を弱めているということは、少なからず回復して…

<大怪我から3日②>一喜一憂

夜になり、夫と二人、歩いてローマのいる病院へ向かう。 じとじとした暑さが肌にまとわりつく。 道中、昨日面会した際のローマの話で、少し盛り上がる。 病院に着くと、いつも通り受付を済ませる。 今日は夜の面会のため、すぐに入院室に案内された。 「ロー…

<大怪我から3日①>飼い主の生き様が表れる

今日の面会は、夜の予定。 ローマに早く会いたい。 早く夜が来るためには色々と忙しくしていた方が良いのはわかっているけれど、 何かをする気分にはまだなれない。 どうしてこんなことが起きてしまったのか、何度も考える。 動物だから、万が一のことがある…

<大怪我から2日>昨日が分かれ目だった。

目が覚めて、急変の連絡がなかったことに気づいてとりあえずホッとする。 一昨日の出来事には未だ現実味を感じられない。 時間の感覚がないのに、色々なことが起きすぎていたから、 とても長かったような、とても短かったような、変な感じ。 いつものルーテ…

<翌日②>バンデージの交換〜面会〜

今日は、16:00の面会予約。 昨日と同様、待合室で待っていると名前を呼ばれ、ICUへ案内される。 面会時間は1枠20分。 今はコロナ対策により、1枠1家族のみとなっている。 ローマの酸素ボックス前に着き、ローマに声をかける。 「ローマ!会いに来たよ!」 す…

<翌日①>バンデージの交換〜輸血の判断〜

言うまでもなく、眠れなかった。 途中、数十分だけ眠ったかもしれないけれど、眠った感覚はない。 しかし、急変の連絡がなかったことに、少しだけ安堵する。 起床後は、いつも通りのルーティンをこなす。 当たり前だけれど、いつもならすぐそこにあるローマ…

<当日⑦>輸血のためのドナー犬探し〜実は他にも沢山の協力があった〜

ドナー犬が見つかり、病院を後にしたのは23時頃。 自宅まで徒歩で20分ほどの距離を、夫と私は歩いて帰った。 もう遅いし、夕食だって食べていない。 いつもならベッドに入っている時間だし、早く帰りたいはずだけれど、 この日は歩きたかった。 大変な一日だ…

<当日⑥>輸血のためのドナー犬探し〜適合検査〜

面会後、再びお医者さんに呼ばれ話を聞く。 ■ローマの容態は先ほどと変わらずとにかくドナーを探さなければならない ■とはいえ、手術は極力避けたいため、明日お昼の段階でバンデージを外して出血の様子を確認。 ■出血が止まっていれば、そのまま圧迫を続け…

<当日⑤>輸血のためのドナー犬探し〜ドナー候補が見つかるまで〜

病院に着くと、それほど待たずにICUへ案内された。 小さな酸素室には、ぐるぐるに巻かれたローマが横になっている。 「ローマ、会いに来たよ!」 私たちが扉越しに声をかけると、なんとローマはヨタヨタと立ち上がってくれた。 強い鎮痛剤で朦朧としているに…

<当日④>輸血のためのドナー犬探し〜供血犬の条件〜

お医者さんからのお話が終わり病院を出ると、 私はその目の前ですぐに輸血のためのドナーになってくる犬を探し始めた。 本当は、お話が終わり次第、夫にその内容を報告する予定だったが、 すでに夕方であり、明日までにドナー犬を探すのはとても難しいと感じ…

<当日③>午後の経過 *傷の画像あり

帰宅してからは、ローマを可愛がってくれている私たち夫婦それぞれの実家等に、 今朝起きたこと、そしてローマの容態について写真とともに報告をした。 皆、あまりに突然の出来事に、そしてローマの痛々しい姿に、言葉を失っていた。 すごく晴れている夏の空…

<当日②>救急搬送後の処置・容態

救急で運んで30〜40分ほど過ぎた頃、お医者さんから呼ばれた。 診察室に入り、ローマの容態を聞く。 ■意識はある。 ■今はICUの酸素ボックスに入っている。 ■止血剤や強めの鎮痛剤のほか、感染症のリスクを考え抗生剤を投与中している。 ■傷がとても深く出血…