愛犬が犬に咬まれた

愛犬が犬に咬まれてしまった時の、飼い主のブログ。

<大怪我から28日/退院から22日②>ドナー探しでお世話になった方々にご挨拶

 

咬まれてからのこの4週間、本当に大変だった。

でも、色々な方に支えていただいたおかげで

私たちもなんとか正常に過ごすことができた。

 

支えていただいたすべての方に感謝の気持ちでいっぱいだけれど、

その中でも、特に、ローマが外に出ても大丈夫な程度に回復したら

一緒にご挨拶をしたいと思っていた方がいる。

 

ローマが咬まれたあの日の夜、

このまま血が止まらなければ輸血が必要にるため、

私たち夫婦はそのドナー探しに必死だった。

 

そんな中、夜から病院に来て適合検査を受け、

ドナーになると仰ってくださったゴールデンちゃん&ママパパ。

そして、その後やまた更にドナーが必要になった場合のために、

お知り合いに協力のお声がけをしてくださっていた

ミニピンちゃん&ママ

 

幸いにも輸血はせずに済んだけれど、

その後もメッセージのやりとり等させていただいて、

私たちは本当に、本当に本当に本当に、それに支えていただいた。

 

ローマが死んでしまうかもしれない。

そんな時、その命を繋ぐと言ってくれるその心強さは、

どんな言葉でも表現ができない。

 

ローマがリハビリを始められるようになったら、

ローマを連れてきちんとご挨拶をしたいと、ずっとそう思っていた。

 

それが、今日、やっと叶った。

 

連休の朝にも関わらず、ゆっくりお話しできる時間まで作っていただいた。

近くの犬OKカフェで、

ゴールデンちゃんとミニピンちゃん、そしてそのママパパに

私たちは回復したローマを連れてご挨拶することができた。

 

ローマはみんなに頭を撫でてもらって、

よく頑張ったね と労ってもらった。

 

私たちは今日が2回目、ローマは初対面にも関わらず、

「退院祝い」といってまだまだ栄養が必要なローマのエネルギーになりそうな

トリーツのギフトまでいただいた。

(この後、言うまでもなくローマは家で嬉しそうに食べていた)

 

なんて素敵な方々なのだろうと、改めて思った。

あんな知り合い方だったけれど、

こんなにも心優しい素敵な方々がすぐ近くにいたのだと考えると、

世の中捨てたものじゃないなと思うし、

数年前にこの場所に引っ越して来てよかったと、

こんなにも素敵な方々の近くで生活できていることがとても運が良いと、

心底思った。

 

帰りがけ、犬たちだけで写真を撮っていただいた。

それは、私たちにとってすごく大事な写真となった。

ずっとずっと、大事にしたいと思う写真。

だからこそ、ここには載せないけれど、

この先も何度も何度も眺めるだろうと思う。

 

この感謝の気持ちをどうお伝えしたら良いのか、

せめてもの気持ちで小さなギフトをお渡ししたけれど、

それでよかったのかは全くわからない。

だって、どんなものが喜んでいただけるのか、

そして、この感謝の気持ちをそのまま表せるギフトなんて、

きっと見つからないだろうから。

 

ただただ、感謝の気持ちでいっぱい。

リハビリを始められるようになったローマを連れて

こうしてご挨拶できた今日は、素晴らしい一日になった。 

 

ローマが元どおりに外を安心してお散歩できるようになったら、

また、近くの公園でその子たちに会えたら嬉しい。

その時は、追いかけっこができるくらいにローマが回復しているかな。

 

それを楽しみに、ローマとゆっくりリハビリを頑張ろうと思う。

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いただいた退院祝い