<大怪我から21日/退院から15日①>声なのか、においなのか
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<食事>朝・晩よく食べた。
<排尿>6:45、6:55、10:00、12:30、12:40、13:00
<排便>7:00(5cm)、10:00(5cm)、12:30(5cm)*全てスムーズ
<散歩>2回、total 1km分程度をゆっくり歩行
<様子>
■お散歩へ連れて行くも、歩かず。やはり、離れたところへ連れて行き、
「帰ろう」と言うと歩く。
■久しぶりに沢山歩いたからか、帰宅後はぐっすり眠っていた。
夜のごはんも沢山食べた。
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昨夜、先方の飼い主さんご夫妻に我が家までお越しいただいた。
これまでの治療費は全てご負担いただいているが、
今後もリハビリ等長期的なものとなる見込みのため、
先方も不当に請求されたりという心配もあるのではないかと感じ、
私たち夫婦で悩み相談した結果、「覚書」を交わすのが先方への誠意だと考えた。
お金のやりとりなのだから、しっかりと書面で交わしておいた方が良いというのは、
世間一般の共通認識だろう。
ローマを抱えて先方をお迎えしたが、
においをクンクンした後、心拍が一気に上がり、震えだした。
その部屋は少し涼しい空調になっており、
寒いと震える子ではあるのでそのせいかと思っていた。
しかし、先方が気にかけてくださり席を外した後もそれは変わらなかったため、
すぐにローマの部屋に戻した。
声なのかにおいなのか、フラッシュバックのようにあの時の記憶が蘇ったのだと、
そう思う。
当然だ。
あれだけの怪我を負い生死をさまよったわけだから、
晴天の霹靂、起きた出来事のショックといったら計り知れない。
PTSDを患っても当たり前だ。
ローマの心の傷も、しっかりと癒したい。
トレーナーさん曰く、とにかく本人の意思に沿って歩かせて、
匂いや風、音などの刺激を沢山取れたほうが良いとのこと。
だから、これからはカフェなどにも積極的に連れて行って、
できるだけ色々な道を探検してもらいたいと思う。
今日は早速ローマを連れてカフェへ行った。
帰り道は、数歩歩いては止まってクンクン…の繰り返し。
もちろんすごくゆっくりしか歩けないけれど、
今までは徒歩10分の道を30分かけてのんびりお散歩し、よく歩いてくれた。
ローマはとてもよく頑張った。